AGA治療薬のプロペシアとミノキシジルはどんな薬なの

AGAの治療薬には多くの種類がありますが、国内で一般的に処方されているのはプロペシアとミノキシジルです。AGAの治療薬はどのような作用によって症状を改善するのでしょうか。AGA治療薬の種類や効果、副作用等をご紹介します。

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AGA治療薬の飲みはじめは逆に毛が抜ける?初期脱毛を解説

   

AGA治療薬を飲み始めた時、抜け毛が見られます。これは「初期脱毛」と呼ばれるもので、薬の効果が出ている証拠になります。

髪の毛は休止期・成長期・退行期を繰り返す

そもそもAGAは、ヘアサイクルが乱れることによって薄毛・抜け毛になった状態を指します。通常髪の毛は休止期・成長期・退行期の3つの期間を繰り返しています。しかしAGAを発症すると、成長期が大幅に短くなります。

すると髪の毛は十分に成長できず、細く弱い毛になってしまいます。髪の毛が細いため頭皮が透けて見え、抜けやすい状態になるのです。

AGA治療薬の服用でおこる初期脱毛は効果の証

しかしAGA治療薬を飲むと、毛母細胞が活発に働くようになります。髪の毛は毛母細胞が細胞分裂することにより作られます。毛母細胞が活発化するとそれだけ細胞分裂も多くされるようになり、新しい髪の毛が作られていきます。

すると新しく生えてきた毛が、これまであった古い毛を押し出し、古い毛は抜けるようになります。この状態が「初期脱毛」になります。つまり「初期脱毛」は古い毛が抜けている状態であるため、しばらくすると収まります。そして「初期脱毛」がなくなる頃にはヘアサイクルも整い、新しく強い毛が生えるようになります。

「フィナステリド」「ミノキシジル」はどちらも「初期脱毛」が見られる

なお、AGA治療薬に含まれる有効成分には、「フィナステリド」と「ミノキシジル」の2種類があります。「フィナステリド」は毛母細胞を攻撃する酵素の生成を抑える働きがあります。

一方「ミノキシジル」は血管を拡張し、血流を良くすることで毛根に栄養を行きやすくする働きがあります。このように「フィナステリド」と「ミノキシジル」は働きが異なりますが、どちらの場合も「初期脱毛」が見られる可能性があります。

というのも、毛母細胞を攻撃する酵素の生成を抑える場合も、血行を促進して毛母細胞に栄養が行きわたらせやすくする場合も、どちらも毛母細胞の活発化につながります。そして「初期脱毛」は毛母細胞の活発化によって起こるため、どちらの有効成分が含まれている場合でも同様に「初期脱毛」が見られます。